【無料or格安】英語をアウトプットする方法6選【英会話教室は不要です】

英語学習者

英会話の勉強してるんだけど、なかなかアウトプットする機会がないんだよね…やっぱり英会話教室行くべきかなあ。

英語をアウトプットするために、費用のかかる英会話教室は不要です。

無料ツールや、格安の英会話サークルを活用し、コストを抑えて英語を実践しましょう。

当記事では、ぼく自身が過去に使っていた、英会話のアウトプット方法を6つご紹介します。

谷村

こんな方に読んでほしい記事
▶︎英語のアウトプットをしたい。
▶︎英会話にあまり費用をかけたくない。
▶︎英会話を練習する仲間がほしい。

ありがたい!英会話教室だと1ヶ月で数万円もするから、なかなか通えなかったんだよね。

1. 英会話はアウトプットが8割

そもそも英会話はペーパー試験とは違って、アウトプットしないと一切上達しません

机の上の勉強は最小限に、少しでも英語を勉強したら、思い切って実践に移りましょう。

スピーキング上達の理想的な割合は「アウトプット:インプット=8:2」です。

谷村

英語学習者

「アウトプットが大事」と頭ではわかっているんだけど、練習不足じゃないか不安になっちゃうんだよね…

「自分にはアウトプットはまだ早い」と思い込んでいる方が多いですが、そもそも、ぼくら日本人は慢性的にインプット過多です。

言えてる。ぼくらは中学高校大学で、10年もかけて英単語や文法を学んできてるもんね。

リーディング・リスニングと、スピーキングの根本は全く同じなので、LRの知識がある時点でインプットは十分すぎるほどです。

実際ぼくがイギリスに留学して驚いたのは、他国の留学生に比べて、日本人の学生は「英語の知識量」が圧倒的に多いこと。

たとえばブラジルの学生は「過去形と完了形ってどう違うの?」という状態で留学してたよ。

谷村

英語学習者

なるほど…ぼくらからすれば「知ってて当然」の知識だよね。

でも現実問題として、彼らの方が流暢に喋れます。なぜかというと、アウトプット量が桁違いだから。

南米の生徒は、たとえ知識量が少なくても、どのクラスでも1番喋ります。その結果当然のように、1番上達します。

なるほどなあ。ぼくら日本人の「まだ勉強が足りない」って思い込みは、一種の病気かもしれないね。早く改善しなきゃ。

2. 英語をアウトプットする方法6選

ではここから具体的に、アウトプットに使えるツール・機会を6つシェアしますね。

コストが低い順に6つ並べているので、迷ったら1つ目から実践してみて下さい。

谷村

2-1. 英語で独り言

まず最初に、英語で「独り言」をしてみましょう。英会話の準備運動に最適なアウトプット方法です。

独り言のメリットは以下3つ。

谷村

「独り言」のメリット

  • 自分1人だけで実践できる。
  • 無料で、いつでもどこでも出来る。
  • 間違いを気にする必要が一切ない。

どれも魅力的だ…英語を流暢に話せる友人に、独り言やってた人が多いのも頷けるなあ。
そうだね。もし話す内容が思い浮かばないときは、以下の3種類のトピックを意識してみて。

谷村

独り言の「トピック作り方」例

  • 過去の出来事
    →昨日あったこと。自分の経歴。

 

  • 現在やっていること。
    →今日の作業内容。趣味・仕事。

 

  • 将来のこと
    →週末の予定。将来の夢。

英語学習者

なるほどね!「過去」「現在」「未来」の3軸に分けてトピック見つけやすくするわけか。

独り言のコツは、なるべく具体的に話すこと。

谷村

たとえば「〜した。その後〜した」と、表面的な話題ばかり話していても意味がありません。

内容が薄いと、簡単な単語・フレーズしか出てこない上、独り言がたったの数10秒で終わってしまうので。

具体的に話すコツは「5W1H」を意識すること。以下は、独り言でスピーキングを伸ばしたAtsuさんの記事からの引用です。

谷村

初心者でも簡単に英語で独り言ができるようになる方法は「5W1Hを意識すること」です。

これを意識すれば「なんかさっきから同じような文しか作れないな・・・」と感じる方も、幅広い文章を使って独り言ができるようになります。

Atueigoより引用

つまり「5W1H」を入れた独り言は、自然と具体的な内容で、かつ長い文章になります。

英語学習者

わかった。自分の英語が単調にならないよう、5W1Hが入ってるかいつもチェックするよ。
独り言に必須の「5W1H」
❶When:いつ
❷Where:どこで
❸Who:だれが
❹What:なにを
❺Why:なぜ
❻How:どのようにして

ちなみに英語の独り言は、文字起こしアプリを使うとより捗るはず。

喋った言葉をアプリが自動でテキスト化てくれるので、自分の使った表現をあとからチェックできます。

英語学習者

名案だね。自分の声を聞くのは恥ずかしいけど、文字になったら気軽に見れるもん笑。
基本的にどのアプリでもOKですが、ぼくが個人的に使いやすいと感じた文字起こしアプリのリンクを貼っておきます。

谷村

「独り言」こんな方におすすめ

  • まずは1人でアウトプットしたい。
  • 無料で英会話の練習をしたい。

2-2. 言語交換アプリ「Hello Talk」

2つ目のアウトプット方法は、言語交換アプリの「Hello Talk」ぼく自身、毎日使っていたお気に入りのアプリです。

谷村

言語交換アプリとは、英語を練習したい日本人と、日本語を勉強したい外国人とをつなぐツールのこと。

その言語交換アプリの中でも特に有名で、最もユーザー数が多いのがこの「Hello Talk」です。

谷村

「Hello Talk」を使えば、完全無料で海外の友人を作り、毎日チャットや電話ができます。

「Hello Talk」はユーザーの国籍が多様で、20ヶ国以上の友人と知り合うことも可能だよ。

谷村

英語学習猫

興味あるなあ…メッセージとかってちゃんと返ってくるの?
もちろん。海外のユーザーは、みんな積極的に日本語を学びたい人ばかりだから、かなり活発にやりとりできるよ。

谷村

ぼくは「Hello Talk」で仲良くなったフィリピン人の友達と毎日通話し、英会話を鍛えてました。

また同じ大学の留学生とアプリ内で知り合い、仲良くなったあとご飯やカラオケに行ったりもしてました。

リアルで会うこともできるのか。ぼくもアジア系の黒髪美女と知り合ってデートしたいな。

ただ1つ注意ですが「Hello Talk」は出会い系アプリではないので、異性との出会い目的で使うとアカウント削除されます。

運が良ければリアルの出会いに繋がることもあるけど、基本的には、海外にいる友人と知り合うためのツールだからね。

谷村

英語学習猫

言語を「教え合う」のが目的のアプリだもんね。ぼくは真面目に使わせてもらうよ笑。

自分は無料で英語のアウトプットができ、相手も日本語の練習ができるので、まさにWin-Win。

「Hello Talk」ほど気軽に、コストかけず英会話を実践できるアプリは他にないので、迷ったら入れておくと良いかも。

英語学習猫

海外の友人と話せるのワクワクするね!まずはチャットから試してみて、徐々に電話とかもできるようになればいいな。

「Hello Talk」こんな方におすすめ

  • 無料で英会話を練習したい。
  • 海外の友人と知り合いたい。

2-3. オンライン英会話「Native Camp」

「Hello Talk」よりさらに効率的に、英会話をアウトプットできるツールがオンライン英会話。

1時間あたり100円と、英会話教室の約50分の1の費用で、毎日英語を話せます。

中でも、ぼくが2年間使っていた「Native Camp」が1番おすすめ。メリットは3点です。

谷村

「Native Camp」のメリット

  • 月5,950円でレッスン回数無制限。
  • 24時間いつでも受けられる。
  • 先生の国籍がバリュエーション豊富。

「Native Camp」1番の強みは、レッスン回数が無制限で、24時間いつでも受けられること。しかも待ち時間すらありません。

またフィリピン人に加え、英米・東欧・アフリカなど、100以上の国の先生が在籍しているのもポイント。

総レッスン回数が1,000回を超えてる先生もたくさんいて、レッスンの質が高いのも「Native Camp」が人気な理由なんだ。

谷村

英語学習猫

なるほどなあ。料金が安いからって、オンラインはリアルより質が低いわけじゃないんだね。
下画像は、ぼくの「Native Camp」マイページ。今19時だけど、すぐにレッスン受けられる先生が87人いるよ。

谷村

そんなにいるの!? 美人の先生選びたい放題だね…笑。

ただし「Native Camp」にはデメリットもあって、レッスンを予約するためには「予約料」が必要になります。

予約すると追加料金がかかるので、実質、毎日同じ先生のレッスンを受けるのは厳しいです。

なので「毎回同じ先生でないとダメ」という方には、あまりおすすめできません。

谷村

ただしオンライン英会話の目的は、英語を「教わる」のではなく「実践」することなので、ぼくは先生が毎回違っても全く問題ありませんでした。

何回受けても料金変わらないの嬉しいなあ。やる気のあるぼくにとっては超コスパ良いね!笑
そうだね…笑。毎日好きな時間に、何回でも受けられて月6,000円は安すぎるぐらいだよ。

谷村

英語学習猫

言えてるなあ…。正直、オンライン英会話はぼくにはまだ早いかもって思ってたけど、無料体験だけでも受けてみようかな。

「Native Camp」こんな方におすすめ

  • とにかく毎日英語を話したい。
  • 英会話教室よりコストを抑えたい。


2-4. 格安で英語のディスカッション「東京英会話クラブ」

オンラインではなくリアルの場で英会話を実践したい方には「東京英会話クラブ」がおすすめ。

日本人20~40人が集まり、2時間英語でディスカッションする、社会人の英会話サークルです。

東京が発祥なので「東京英会話クラブ」という名称ですが、全国各地で開催されているサークルです。おすすめ理由は3つ。

谷村

「東京英会話クラブ」おすすめ理由

  • 500円で2時間と格安。
  • 参加人数が多く、活気がある。
  • レベルごとにグループ分けされる。

英語学習者

ディスカッションか…英会話に慣れてないぼくには、まだ少しハードルが高そうだなあ。

「東京英会話クラブ」は、参加者30~50人が、初心者・中級者・上級者のテーブルにそれぞれ分かれて、ディスカッションする仕組み。

1テーブルは5〜6人です。

谷村

レベルは申し込み時に自分で申告できます。
なので、まだスピーキングに自信のない方は「初心者」を選んでおけば大丈夫。

ちなみに「サークル」といっても会費はなく、参加するときだけ500円払えばOKです。

谷村

ただ人によってはデメリットとなるのが、年齢層が高いこと。

谷村

参加者は30~40代のビジネスマンがメインで、学生や20代前半の方は、全体の2割ぐらい。

また上級者の英語レベルは、他のディスカッションサークルと比べてもかなり高め。

ちなみに以下が2時間の流れ。

谷村

「東京英会話クラブ」の流れ
❶自己紹介

❷与えられたテーマで議論 ×2

❸議論をまとめ、各グループの代表が発表

❹1対1トーク

英語学習者

1回500円なのに、ここまで本格的にアウトプットできるのか…コスパ良すぎだね。
本気で英語を喋りたい人が集まるクラブだからね。活発に議論できる雰囲気が好きで、ぼくも大学生の頃は毎週通ってたよ。

谷村

今調べてみたけど、都内だけでも50箇所で開かれてるんだね。東京だと、どこがおすすめ?
都内なら銀座が1番。いつ行っても人数多いし、年齢層も20代がメインだから、ぼくらでも気軽に参加できるよ。

谷村

「東京英会話クラブ」こんな方におすすめ

  • リアルの場で英語を実践したい。
  • 一緒に英語勉強する仲間がほしい。

2-5. 英語でプレゼン練習 「トーストマスターズ」

英語を格安でアウトプットする方法5つ目は、社会人サークルのトーストマスターズです。

谷村

トーストマスターズ」は、英語でプレゼンするためのサークル。月2回開かれていて、日本全国で参加できます。

発祥はアメリカで、世界中に1万以上の支部があります。日本で開催されている都市数は200以上。

すごい規模だね…。プレゼンは社会人として必要なスキルだから、スピーキングと一緒に鍛えられるのは嬉しいな。
トーストマスターズは、1回が2時間。以下の流れで進むよ。

谷村

「トーストマスターズ」の流れ
❶初めて来た人の自己紹介

❷アドリブでフリートーク

❸プレゼン本番

「フリートーク」では、ランダムに当てられた人が、壇上で1~3分間アドリブで英語を喋ります。

与えられるトピックも「人生で1番嬉しかった出来事は?」など抽象的なので、かなり負荷の高いトレーニングになります。

谷村

メインは5分間のプレゼンで、壇上に上がるのは毎回3~5人。プレゼン後は、他のメンバーからフィードバックをもらいます。

「身振り手振り」「発音」「論理構成」などを緻密に評価し、フィードバックする仕組み。

プレゼンのトピックも「良きリーダーとなるための3つの要素」など真面目なものが多いよ。

谷村

なるほど。「TEDトーク」を生で聞くみたいなイメージだね!

ただしデメリットは、今日紹介した他のアウトプット方法に比べ、喋れる時間が少ないこと。

谷村

自分がプレゼンしない場合、喋る時間はフリートークと、プレゼン後のフィードバックだけ。

なので「オンライン英会話」や「東京英会話クラブ」のように、毎回確実に話す時間を作るのは難しいです。

じゃあ「自分がどんどん喋りたい」って人よりは「人のプレゼンを聞いて勉強もしたい」って人に向いてるのかもね。

また年齢層が高いのも特徴。ぼくの通っていた支部は、平均年齢が40歳ぐらいでした。

「仕事で英語のプレゼンをする人」=「責任のあるポストにいる人」だからかなあ。20代前半は、ぼく含め3,4人だったよ。

谷村

英語学習者

英語でプレゼンかあ…ぼくは多分緊張してほとんど喋れないけど、練習してみたいかも。ちなみに会費はどれぐらいなの?
所属する支部によって違うけど、費用は下記のイメージだよ。

谷村

「トーストマスターズ」会費

  • 入会金 1,000~3,000円
  • 会費 約6,000円(半年ごと)
ただ最初の3回は、ゲストとして参加できて、1回500円なんだ。ゲスト期間を使って、居心地いい支部を探すのもアリかも。

谷村

トーストマスターズ こんな方におすすめ

  • 人前で話す訓練をしたい。
  • プレゼン力・即興力を鍛えたい。

2-6. 外国人と交流する「英会話カフェ」

格安で英語をアウトプットする方法6つ目が、英会話カフェ。

谷村

英会話カフェは「東京英会話クラブ」や「トーストマスターズ」と違って、外国人と一緒に英語を話せます。

外国人のスタッフが進行役となり、日本人3~8人がグループになって英会話をする形式です。

話題を決めずカジュアルに喋るところもあれば、トピックに沿って本格的にディスカッションするところもあり、内容はカフェによって様々。

英会話教室と違って「講師から英語を教わる」というスタイルじゃないから、費用も1時間で1,000~1,500円と良心的だよ。

谷村

英語学習者

なるほど。英会話教室よりはかなり安いけど、今日紹介してくれた中ではちょっと高めだね。

料金に関しては、月額制ではないので、行った回数だけ払えばOK。

英語学習者

それありがたいね!時間できたときだけ気軽に通えそうだ。

ただデメリットとしては、人が多い日だと喋る時間が減ってしまうこと。

たとえ参加者が多くても、それに応じてスタッフの数が増えるわけではないので、混みそうな日・時間帯は避けましょう。

たしかに「日本人10人・外国人スタッフ1人」とかになったら全然喋れなそうだもんね…笑。
土日の夜とかは避けた方がいいよ。ちなみにぼくの経験上、月曜・水曜は人が少なく穴場。

谷村

平日夜なら時間取れそうだ。ぼくは黒髪美女と、英語で楽しくお喋りしたいから絶対行くよ!
それも良いモチベーションになるよね…笑。料金やカフェの質はお店によって違うから、下記のサイトを参考にしてみてね。

谷村

「英会話カフェ」こんな方におすすめ

  • リアルな場で外国人と喋りたい。
  • 英語でコミュニケーションしたい。

【関連記事①】初心者向け|英会話のおすすめ本・参考書7選

英会話はアウトプットが8割ですが、全く知識なしにいきなり、実践に進むのはおすすめできません。

そこで下の記事で、ぼくが英会話の初心者だった頃に、愛用していた参考書を7冊紹介します。

とくに「受験やTOEICは経験あるけど、英会話はこれから」という方は、ぜひ読んで下さい。

谷村

まさに僕じゃん!受験が終わって、5年以上英語に触れてなかったからありがたいな。
【初心者向け】英会話のおすすめ本・参考書7選【社会人のやり直し英語】

【関連記事②】あなたが英語を喋れない3つの理由

「英語を喋れる?」と聞かれたら、自信もって「Yes」と答えられますか?

もし答えられないとしたら、この記事で紹介する3つの理由に該当している可能性が高いです。

「ちゃんと勉強してるのに英語が喋れない」原因と、その解決策を5,500字で解説してます。

谷村

非公開: あなたが英語を喋れない3つの理由【元英会話講師が解説する】

【関連記事③】発音をマスターする7つの勉強法

英会話を効率よく上達させたい方は、まず最初に発音の練習をしましょう。

発音がよくなると自分の英語に自信がつき、下記のように、英会話における理想的な循環に入ります。

英会話学習の好循環
❶自分の英語に自信が持てる。

❷アウトプットする機会が増える。

❸気づけば英会話が上達している。

❹自分の英語に自信が持てる(無限ループ)
下記事に、ぼくが留学せず発音マスターした方法をまとめました。1.2万字と、有料note並みの情報量になってます…笑。

谷村

ぼくが英語の発音をマスターするため実践した7つのこと【発音練習のコツ】
最後まで読んで下さりありがとうございました!

谷村

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