ぼくが英語の発音をマスターするため実践した7つのこと【発音練習のコツ】

英語学習猫

英語の発音が上手くならない…やっぱり日本人が発音を身につけるのは無理なのかな?

この考えは間違い。発音を習得している人が「少ない」だけで「不可能」ではありません。

正しいやり方で練習すれば、誰でもネイティブ並みにキレイな発音を身につけることは可能。

この記事で証明しますね。

谷村

こんな方におすすめの記事
▶︎留学なしで発音を身に付けたい。
▶︎自分の英語に自信を持ちたい。
▶︎誰にでも通じる英語を喋りたい。
当記事では、実際に6ヶ月で発音を習得したぼくが、おすすめの練習法を7つ紹介します。

谷村

こういう記事ありがたい。ぼくもカッコいい英語を喋れるようになりたいから参考にするね。

0. 執筆者の発音レベル【記事の信頼性】

ぼくは大学生の頃、アメリカ英語の発音をネイティブに近いレベルまで上達させました。

発音習得に費やした時間は、18歳からの半年間。留学はせず、完全に独学での習得です。

今では人前で英語を喋ると「アメリカから来たんですか?」「帰国子女ですか?」と聞かれることもしばしば。

谷村

それは顔がハーフっぽいからじゃない…?笑 でもたしかに谷村くんの発音はキレイだよね。
信頼性を担保するため、ぼくが英語を喋っている動画を貼っておきますね。右が谷村です。

谷村

ただし発音の勉強を始めた当初のぼくは、発音はおろか、英会話自体まったくの初心者。

TOEICは820点あるのに、スピーキングとなると、用意なしでは一言も言葉が出てきませんでした。

なんかその状況、今のぼくと似てるなあ…笑。
発音の練習を始めたのは、大学に入学して、上級英語クラスを受講したときだよ。

谷村

上級英語クラスの生徒は、留学経験者や帰国子女など、ぼく以外みんな文字通りの英語ペラペラでした。

流暢に喋るクラスメイトに囲まれて、英会話の練習をしてこなかったことを後悔したなあ。

谷村

英語学習猫

谷村くんでも発音下手な時期があったんだね。安心したよ笑。
まあね。周りのレベルが高すぎて、常に劣等感感じてたよ笑。

谷村

コテコテの日本人英語で、毎週30人の前でプレゼンするのは、当時のぼくにはかなりの苦痛。

誇張なしにクラスで1番発音が下手だったぼくは「悪目立ちしたくない」と焦り、勉強を始めました。

いわばコンプレックスを無くすために発音を勉強し始めたので、かなり強い動機でした。

谷村

そこからは参考書を数10冊読み、毎日シャドーイングに励んで、毎晩のように外国人とチャットしてました。

ありとあらゆる練習法を試し、半年間かけて、念願だったアメリカ英語の発音習得に成功。

その中でもとくに効果のあった練習法を7つを厳選したので、発音の習得に役立てて下さい。

谷村

英語学習猫

その経験があってこそか…説得力あるなあ。ちなみになんでアメリカ英語を選んだの?
身につけておくと1番汎用性が高いのがアメリカ英語だからね。あとシンプルに音が好き笑。

谷村

1. 発音を習得するメリット

実際に発音を習得して感じるのは、キレイな発音を身につけておくとメリットしかないということ。

ぼくが実感した中で、最も大きなメリットを2つ紹介します。

谷村

ありがたいな。ぼくも「カッコいいから」以外の動機がほしかったところだから…笑。

1-1. メリット① 自分の英語に自信が持てる

発音を習得する1番のメリットは、自分の英語に自信が持てること。

発音が上手になると、自分の英語を披露したくなるので、喋る機会が自然と増えていきます。

実際ぼくのスピーキング力が目に見えて上達したのは、発音を身につけたあとでした。

谷村

上手くなると披露したくなるかあ…かなり直接的な言い方だけど、その通りだよね笑。
発音が上手になると、以下のように、英会話における理想の好循環に入ります。

谷村

英会話学習の好循環
❶自分の英語に自信が持てる。

❷アウトプットする機会が増える。

❸気づけば英会話が上達している。

❶自分の英語に自信が持てる(無限ループ)

英会話はアウトプットすればするほど上達します。逆にいえばインプットだけしても無意味。

イメージとして「アウトプット:インプット=8:2」ぐらい重要です。

谷村

そして、アウトプット量を増やす1番のコツは、自信をつけて「もっと喋りたい」と思うこと。

キレイな発音は英語を喋るモチベーションに直結するから、どのレベルの学習者も、まず最初に発音を勉強してほしいです。

谷村

なるほどなあ。ぼくも発音を後回しにしてたことで、気づかないうちにアウトプット量が減ってたかも…。

1-2. メリット② 必ず伝わる英語になる

英語学習猫

でもさ、発音が下手でも通じればいいんじゃないの?

一見すると正論に見えますが、これは間違い。

「発音苦手だけど通じるからOK」という方は、話し相手にストレスを与えていることに気づいていません。

というのも日本人の発音は、外国人からすれば非常に理解しづらい英語なんです。

「日本人同士で通じる英語」が、外国人相手にも通じるとは限らないよ。

谷村

相手に負担をかけないためには「伝わる発音」を身につけておかないと、ってことだね。

ぼく自身、発音を身に付けてからは、英語を聞き返されることが皆無になりました。

ぼくが留学したのはロンドンでしたが、アメリカ英語を喋って相手に伝わらなかったことは1度もありません。

それは相手がイギリス人の先生でも、ブラジル人やドイツ人など、他の国の友人でも同じ。

谷村

やっぱりキレイなアメリカ英語発音は、どの国の人にも伝わりやすいんだね。
その通り。聞き返されるのは、声が小さい時だけだったよ笑。

谷村

英語をコミュニケーションツールとして学んでいる方にとって、英語習得の目的は「意思疎通を図ること」ですよね。

であれば相手にストレスを与えず、スムーズに会話ができるレベルの発音は身につけておきましょう。

2. 発音の練習法① 日本語と違う音をチェック

ではここから、発音を上達させるための練習法を7つ紹介します。

学習の順序通りに並べてあるので、何からやろうか迷ったら①から順に実践してみて下さい。

谷村

2-1. 最初に矯正すべき音は「母音5つ+子音9つ」

発音習得の第1歩として、まずは「日本語と全く違う音」を最初にチェックしましょう。

どれも基本的な母音と子音で、合計しても14個だけです。

谷村

ぼくらの英語が「ジャパニーズイングリッシュ」になるのは、これら14の音を日本語と同じように発音してしまうから。

母音の「a, i, u, e, o」は、どれも日本語の「アイウエオ」とは全然違います。

母音は出現頻度も高いから、先に直しておくと後がラクそうだね。
この記事ですべて解説するには字数が足りないので、以下のサイトを参考にして下さい。

谷村

子音は以下の9つ。どれも日本人が最初につまづく音です。

谷村

先にチェックすべき子音

  • R / L
  • TH
  • V / B
  • F / H
  • N / M
まずは無料記事でチェックしてみて、音声や写真付きの方が良ければ、下の参考書をどうぞ。

谷村

2-2. 発音の参考書①『英語の発音が正しくなる本』

created by Rinker
¥2,420 (2024/10/03 09:57:29時点 Amazon調べ-詳細)
「発音の辞書」として使える参考書はいくつもありますが、ぼくの中でのベストがコレ。

谷村

すべての子音・母音を扱っている参考書。「口の形」もイラストと写真を使って丁寧に解説されています。

2,400円と少し高いですが、CD・DVDも付いていて、英語の「正しい発音」はコレ1冊で学べるのでコスパは高め。

1つ注意ですが、内容の網羅性が高い分、かなりページ数が多くゴツいです。

谷村

最初から通して読むのではなく、特定の発音を知りたいときに辞書として使いましょう。

英語学習猫

辞書みたいな本が1冊あると便利だし、もし無料サイトじゃ足りなかったら買ってみよかな。

3. 発音の練習法② カタカナを活用する

次に、英語の発音を効率よく身に付けるため「カタカナ読み」を活用しましょう。

3-1. カタカナが日本人英語の元凶?

ご存知かと思いますが、5~7歳の間に英語を学び始めた人は、みんな発音がキレイです。

谷村

それが小学生以降になると、発音習得は見違えるほど難しくなります。理由はカタカナを習うから。

1度カタカナを覚えてしまうと「英語本来の音」より先に「カタカナ読み」が頭に浮かぶようになります。

つまり、日本人はカタカナを使って英語を読んでしまうから、発音が上手くできないんだ。

谷村

英語学習猫

なるほどなあ。ぼくも7歳から英語始めとけばよかったのか…なにか良い方法ないの?
もちろんあるよ。これから詳しく説明するから安心して。