映画ファンの猫
高校生の頃60~70年代のUS・UKロックにハマって以来「音楽映画」はぼくの大好きなジャンル。今までに何十本もの作品を見てきました。
当記事では、誰もが一度は耳にしたことある有名アーティストの伝記映画や、見れば誰でも楽しくなるミュージカル映画を10本紹介します。
▶︎ミュージカル映画を見てみたい。
▶︎ジャズやロックなどの洋楽が好き。
目次
音楽をテーマにした名作映画ベスト10
10位『ロケットマン』
幼少期から、一度聞いただけのクラシック音楽を瞬時に耳コピし、完璧に再現するなど、ピアノの才能を遺憾なく発揮していたエルトン。
23歳で世界的な成功を収めるも、彼は親から愛されず育ったため内気で、若くして薄毛、肥満体質と容姿にも恵まれず、そしてゲイでした。
また天才作詞家であり親友のバーニーに恋していたものの、当時のイギリスでは、ゲイは刑罰の対象だったため誰にも打ち明けられません。
本作は、後のロックに多大な影響を与えたエルトンの、成功と孤独に焦点をあてた伝記映画。洋楽ファンなら誰でも楽しめる作品です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
視聴方法 | 映画館(上映中) |
9位『ララランド』
女優志望のミアと、ジャズバーを開くことを夢見るピアニストセバスチャン。ララランドは2人の男女の夢と恋愛、葛藤を描いた作品です。
夢に向かって互いを応援し合う2人でしたが、ミアは何度オーディションを受けるも箸にも棒にもかからず、女優を諦め掛けていました。
一方でセバスチャンは、生活費を稼ぐため加入したバンドが成功を収めてしまい、夢よりも現実を優先するように。
本心を隠してお金のためにバンドを続行するセバスチャンと、全く希望が見えないミア。夢見る2人のすれ違いは徐々に深まっていきます。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
視聴方法 | Netflix、hulu |
8位『ラスト・ワルツ』
ラストワルツは、パンクが到来しロックの終焉の年といわれた1976年に行われ、古今東西のロックアーティストを集めた記念碑的なライブ。
ボブディランやヴァンモリソンなど、6,70年代ロックのファンなら誰もが知るスターが揃っており、洋楽好きにはとことん嬉しい作品です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
視聴方法 | TSUTAYA(レンタル) |
7位『イエスタデイ』
主人公は売れないミュージシャン。ある日、事故を起こし昏睡状態から目覚めた彼は、自分以外誰もビートルズを知らない世界にいました。
ビートルズの曲を思い出し歌うだけで、皆が目を輝かせ聞いてくれる…彼はたった数日のうちに、世界的大スターへと登りつめていきます。
しかし実際は著作権違反の犯罪者。嘘をつくことに葛藤を抱くも、世界一有名なアーティストとなった以上、誰にも打ち明けれらません。
本作ではジョンレノンが生きてたり、実は主人公の他にもビートルズを覚えている人がいたりと、フィクションならではの見所も満載です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | 映画館(10/11〜上映開始) |
6位『トミー』
主人公トミーは幼い頃、母が父を殺す場面を目にしてしまったショックで、見ること、聞くこと、話すことが出来なくなってしまいました。
外の情報を一切得られないまま育ったものの、大人になり障害を克服した彼は、新時代の救世主として人々から崇められるようになります。
The Whoの代表作『Tommy』は、ロックとオペラを混ぜることにより音楽の新たな可能性を提示した作品で、今なおファンの多い1作です。
本作はオペラ映画としての評価も高く、エキセントリックでサイケ感満載の映像美に中毒性もあるため、ぼく自身何度もリピートした作品。
作中にはThe Whoのメンバーが全員登場し、エルトンジョンも本人役でド派手なショーをするため、ロック好きにはたまらない映画ですね。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
視聴方法 | TSUTAYA(レンタル) |
5位『ブルーに生まれついて』
50年代にジャズ界の頂点に上り詰めたチェットは、麻薬で全てを失い刑務所に入ったのち、ドラッグ密売人にリンチされ前歯を失います。
トランペット奏者が前歯をなくすのは、ピアノ奏者が腕を失うのと同じ。人生初の挫折を味わった彼は、さらにドラッグに溺れていきます。
ドラッグなしに演奏できないほどのヤク中で、女性にもだらしない彼は、挫折して初めて、自分がどれほど音楽を愛していたか実感します。
そんなチェットが死ぬほど努力して、かつての栄光を取り戻そうとする姿は、序盤からラストまで、どこを切り取っても名シーンの連続。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | U-NEXT |
4位『スクール・オブ・ロック』
主人公は売れないロックミュージシャン。バンドをクビになりお金に困ったため、偽名を使ってエリート小学校の教師として働き始めます。
教育には全く興味がない彼も、ロックの熱だけは超一流。そこで生徒たちに音楽を教え、自分のバンドを作ってコンテスト出場することに。
生徒全員にバンドの役割を与え、上手な演奏をした生徒はとことん褒めるなど、自己中な性格ながらも、音楽教師としては魅力的な主人公。
最初は遊び半分だった生徒たちも皆、音楽の楽しさに気づき、次第に熱狂。クラス一丸となってコンテストでの優勝を目指していきます。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | Amazon Prime、U-NEXT |
3位『ボヘミアン・ラプソディ』
性問題で愛する恋人と一緒になれず、世間から総叩きにあい、バンドを解散、エイズ発症と数々の苦悩を乗り越えスターへと登り詰める。
今ではロック界のスーパースターとして語り継がれるフレディ・マーキュリーの、そんな苦難だらけで激動の人生を描いたストーリーです。
最後のライブに向け、Queenとフレディの苦悩を120分かけ追体験していくため、ラストシーンを涙なしに見れる人はほとんど居ないはず。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | Amazon レンタル |

2位『アマデウス』
3歳で楽器をはじめ5歳で作曲。12歳でオペラを作るなど、まるで天から与えられたかのような圧倒的才覚を持ちながらも35歳で急死。
数々の名曲を後世に残し、今なお最も有名な音楽家として知られるモーツァルトの、あまりに短く濃い人生を描いたストーリーです。
本作はモーツァルトの宿敵である宮廷作曲家が主人公。音楽を知る彼はモーツァルトを誰よりも理解し、その才能に嫉妬し続けた人でした。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | TSUTAYA (レンタル) |

1位『セッション』
主人公はジャズドラマーとしての成功を夢見て、アメリカ1の名門音大に進学。そこで待っていたのは鬼教官による地獄のレッスンでした。
毎回のように脱落者を出し「スパルタ」という言葉すら甘く感じられるそのレッスンに参加するうち、肉体精神ともに消耗していく主人公。
それでもジャズ界での成功を諦められない彼は、彼女や友人、家族との関係をも断って、狂気のレッスンへ身を落としていきます。
本作は序盤からラストまで終始、軍隊のように張り詰めた空気が続きます。100分間目の離せない展開ばかりで、1秒たりとも退屈しません。
おすすめ度 | ★★★★★ |
視聴方法 | Netflix |
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