英語学習者
英会話にセンスはありませんが、上達しやすい人に共通する特徴はあります。
スピーキングの伸びやすさをを決めるのは、ほんの少しの心の持ちようや、習慣の差だけ。
▶︎英会話で伸び悩んでいる。
▶︎TOEICが取れてもスピーキングは苦手。
目次
特徴① 中学レベルの単語・文法で喋っている
英会話に必要な知識は、中学英語までで十分。
受験対策で単語を5,000語以上、そして日本人しか知らない文法をいくつも暗記してきたはず。
しかしネイティブが実際の英会話で使うのは、高度な単語・文法ではなく、誰でも理解できるシンプルな語彙ばかりです。
英会話に「不要」な高校文法
- 受動態
- 動名詞
- 仮定法
- 関係詞
- 無生物主語構文
スピーキング初心者が、最初に目指すべきボキャブラリーは300語。
闇雲にボキャブラリーを増やすのでは意味がありません。大事なのは、すでに知っている語彙を、いつでも使いこなせるよう整理すること。
「知ってる語彙」を増やすのは、英会話のトレーニングを半年、1年と続けてからでも遅くありません。
スピーキングに慣れると「もう少し表現の幅が欲しいな」と思う時がきます。それまでは「使える語彙」を増やすことに集中しましょう。
【関連記事①】初心者向け|英会話のおすすめ本・参考書7選
英会話で「いつでも使える」ボキャブラリーを増やすためには、参考書でのインプットが不可欠。
こちらの記事で、ぼくが英会話の初心者だった頃に、愛用していた参考書を7冊紹介します。

特徴② 間違いを気にせず発言する
ミスを恐れ、脳内でなんども英語を推敲してるうちに、会話が次のフェーズに進んでしまう。
そして結局発言しないから上達もしない。スピーキング初心者が陥りがちな負のループです。
❷ミスなどハナから気にしない。
たとえ毎日2時間コツコツ勉強していたとしても、24時間365日 英語で生活しているネイティブのレベルに達するのは不可能なので。
ならばいっそ、ミスなど気にしないマインドを身に付けてしまう方が手っ取り早いですね。
イギリスに留学したとき、クラスで1番英語が伸びていたのは、ブラジル人の友人。
彼は「完了形と過去形って違うの?」ぐらいの知識量でしたが、発言回数だけはダントツ。
とりあえず手を挙げ「う〜ん」と悩んで皆を20秒ぐらい待たせても、全然気にしない人でした。
英会話は、図太い方が伸びやすい😌— 谷村くん🇲🇾英語ブロガー@マレーシア (@INGLE729) July 20, 2019
英会話を上達させるためには、こういった他人を気にしない姿勢が欠かせません。
会話で正解なんて求められないので、まずは「自身の発言量」を確保しましょう。
【関連記事②】発音をマスターする7つの勉強法
「図太さ」を習得するための手っ取り早い手段が、発音を磨いてしまうこと。
発音がよくなると自分の英語に自信がつき、下記のように、英会話における理想的な循環に入ります。
↓
❷アウトプットする機会が増える。
↓
❸気づけば英会話が上達している。
↓
❹自分の英語に自信が持てる(無限ループ)

特徴③ 身近なものでインプットしている
スピーキングが上達しやすい人の特徴3つ目は「継続できる」勉強法を選ぶのが上手いこと。
英会話が得意な人ほど、海外ドラマ等のラクな方法で勉強を続け、一方で伸びづらい人ほど、机の上でガリガリ勉強して挫折しがち。
英会話の勉強をストレスなく続けるコツは、「勉強」を「趣味」に取り入れてしまうこと。
それに英会話は「生きた英語」に触れることが大切なので、参考書よりもドラマや洋書を使ってフレーズをインプットする方が効果的です。
実際、ドラマ・洋画以外で英語に触れずともTOEIC900点以上取れていますし、スピーキングで言葉に詰まることもほぼありません。
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特徴④ 英語を喋る機会作りが上手い
スピーキングが上手な人は、総じて「英語を喋る機会を作る」のが上手な人です。
というのも英会話の上達には、大量のアウトプットが不可欠。なので「実践の場」を作ることが、英会話を伸ばすためのスタート地点です。
留学せず日本国内で英会話を上達させる手段は、文字どおりいくらでも揃っているので。
ぼくが国内でスピーキングを鍛えるため使ってきたツールや社会人サークルを、下の記事で全て紹介しています。
どれも無料・格安で使えるので、お金をかけずに英会話をしたい人はぜひ参考にして下さい。
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特徴⑤ 質問が多い
疑問に思うのは考えている証拠。質問するのは、改善を試みている証拠です。
もし英会話教室に通っていたり、オンライン英会話などを受講されているなら、先生に躊躇なく質問して下さい。
ただしTwitter等のSNSで質問を送る際は、注意が必要です。
見ず知らずの相手に、しかも無料で質問に答えてもらうのはかなり難易度が高いので、返信率を上げるコツをシェアしておきます。
❷自分が何者なのか。(職業・英語力etc)
❸答えてほしいことがいくつあるか。
「他でもない〇〇さんに教えてほしい」という思いを伝えれば、まず返信は来るはずです。
もし万が一ぼくの記事を読んで、英会話の学習でわからないこと等あれば、いつでもTwitterでDM下さい。
特徴⑥ 英語を上達させる理由・目標が明確
最後に1番大事なのが、英語を上達させたい理由や、達成したい目標が明確かどうか。
「目標=ゴール」です。自分がどのレベルまで到達したいのか、勉強を始める前に必ず決めておきましょう。
❷What「何を勉強するの?」
❸How「どうやって勉強するの?」
「英語ができるようになりたい理由」の例
- クラスの女子にモテたい。
- 英語でカッコよく電話対応したい。
- 外国人女性と付き合いたい。
❷ゴールに最短で到達するため。
勉強がツラい時、モチベーションを維持してくれるのは、自分が立てた目標だけ。
そしてムダな学習を省いて、最短距離でゴールにたどり着くためにも、明確な目標設定が欠かせません。
【関連記事③】あなたが英語を喋れない3つの理由
「英語を喋れる?」と聞かれたら、自信もって「Yes」と答えられますか?
もし答えられないとしたら、この記事で紹介する3つの理由に該当している可能性が高いです。

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